【自由編】国連の常設軍と世界連邦は争いの元 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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世の中に必要なものは必要になります。
例え、今は笑われてもです。
限界が来るものについては、捨てなければ生きていけないからです。

冷戦構造が終わったあたりから、各地で独立運動が相次いだりした。欧米列強が勝手にひいた国境には、民族を全く考慮せずに勝手に国家としてしまったからであり、自分らの民族が他の民族に支配されることに対しての拒否感からだ。首都に置かれた政府は、ここが国の中心だとして、少数民族をないがしろにして自治権を認めない。資源の独占をしたいからであろう。だから内戦が起きる。

 

こう考えると、世界の平和というものは、それぞれの民族や地域の自主性を尊重して、食料・エネルギーがそれぞれにおいて自給できることがその解決の糸口と言える。

 

それと逆行しているのが、国連の常設軍を作ることと世界連邦なる仕組みだ。この二つは世界を大戦に導くものであって、けっして実現させてはならない。

 

 

政府を一つに集中させて、そこに警察力を任せれば世界平和になるだなんてのは、あまりにも思考が短絡的すぎていて、なんら歴史の教訓から学んでいない愚の骨頂だ。

 

国連が警察軍として悪しきを罰するようになったらどうなるだろう。各国の中では、国連に不満を持つものもいるわけで、彼らは武器をとって国連軍と戦うだろう。国連だけが正義で、国連の決めることに必ず従わねばならないなんてことになったら、国連からの独立のために戦争は起きるだろう。世界連邦なんてものも、結局は欧米の論理を欧米以外に押し付けるだけになる。もしくは欧米でなくても一部の大国が支配することになるだろう。

 

世界連邦によって世界平和になるなんて構想は、今までの世界史から考えれば到底ありえないことだ。大事なのは、一人一人の、各々の国や地域・民族の考え方を尊重することにある。一つの機関に権力を集中させれば反発が生じるのは火を見るよりも明らかである。

 

なにより大事なのは統制ではなくて自由である。